診療情報管理士を目指す方にとって、試験の流れや手続きはあらかじめ把握しておきたい大切なポイントです。
ここでは、試験日時や受験場所、申込方法、合格発表の日程など、分かりやすく概要をまとめました。
また、出題傾向の分析や、具体的な対策方法についても詳しくご紹介していますので、受験を検討している方はぜひ参考にしてください。
試験概要
- 試験日時:2026年2月8日(日)13時00分〜16時10分
- 受験場所:全国各地の試験会場(認定校の大学・専門学校が中心)
15地区 16会場
北海道、宮城、栃木、東京(2会場)、神奈川、新潟、長野、愛知、大阪、岡山、広島、高知、
福岡、鹿児島、沖縄
なお、会場は申込時に選択できます。※定員に達すると選択できない場合もある
- 合格発表:2026年3月18日(水)メールにより通知
受験手続
- 受付期間:2025年9月1日(月)〜10月31日(金)
- 申込方法:Web申し込み ※日本病院会通信教育Webサイトより申し込みを行い、期日までに受験料を支払う
- 受験料:10,000円(税込)
当日の持ち物
- 必携:受験票、鉛筆(シャープペンシルも可)、消しゴム
- 持ち込み可(きまりはないが実際はOK):アナログ時計、通信機能のないデジタル時計
- 持ち込み不可:通信機能付きデジタル時計、教科書、ICDー10(簡易版含む)
-
POINT! 教材などの教材は試験への持ち込みは不可ですが、試験前に見るために持参しましょう。
※7〜8年前までは、専門科目第12章(旧「分類法」)でICD-10を使用してコード記入する形式でしたが、現在はICD-10持ち込み不可、すべて5択式に変更されています。久しぶりの再受験の方はご注意を!
出題内容
- 受験科目:
– 基礎科目(50問、60分)
– 専門科目(60問、60分)
- POINT! 基礎科目は時間に余裕がありますが、専門科目はややタイト。模試などで時間配分を体得しておくと安心です。
- 試験方式:いずれも5択マークシート方式
- POINT! 選択式問題のため、完璧な知識でなくても解けることも多くあります。漢字が書けなくても読めればOK。まずは語句の頭文字を覚える「ゴロ合わせ」なども有効です。
- POINT! 正答率を上げるには「消去法」がカギ。迷ったときは「正解を探す」より、「明らかに間違っている選択肢を除外する」ことに集中しましょう。紛らわしい選択肢も多いため、模試で練習しておくと本番でも落ち着いて対応できます。
- 合格基準:各科目60点程度
- POINT! 毎年、「全然できなかった」という受験生が案外合格しています。難問が解けなくても合格は可能です。大事なのは基本をしっかり固めることと、苦手な章を集中的に対策することです。試験中に「もうダメかも…」と思っても、最後まで丁寧に解くことが合格につながります!
出題傾向
当社が診療情報管理士試験をウォッチし始めてから、気がつけば20年以上が経ちました。その間、試験の出題傾向は大きく変化しています。
かつては教科書にも載っていないような超難問が目立ちましたが、近年は基本を重視した内容が中心となり、受験対策がしやすくなりました。それに伴い、合格率も徐々に上昇傾向にあります。
合格率はやはり認定校の学生が圧倒的に高く、各校が誇る独自の受験対策が功を奏しているようです。ただし、最近では通信教育で学ぶ受験生の合格率も着実に伸びてきています。
試験対策は、「とりあえず始める」ではうまくいきません。まずは出題傾向をしっかりと把握し、それに合わせた勉強が必要です。上記の記事内のPOINT! をぜひ、日々の学習に活かしてください。
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